草津ナイトレース 第1戦


先日、生誕半世紀が過ぎました。
たくさんの温かいメッセージありがとうございました。

むかし、人生たかだか50年・・・と言った人がいましたが、そんな時代じゃなくてよかった。もうちょっとあれこれしたいです。

いろいろあった40代。
そんなことは横目に、生活の真ん中へんに自転車があった。
1番を目指したおきなわでロードレースは燃え尽きた。
1番を目指した富士山でヒルクライムも燃え尽きた。
出し切った感とともに自転車生活も終息に向かう。
後ろ髪ひかれ隊も現れず、もういいやん的な自分(悪魔)と、もうちょっと頑張れ的な自分(天使)の合戦が続く。

そして悪魔の天下統一が目前に迫った40代末期のある日。
オブジェとなりつつあるロードバイクを眺めながらふと想いに耽る。
2位とか3位とか多かったなぁ。。と。
美山とか西チャレとか勝ったレースもあるけれど、なんとなくラスボスは倒さず終い感が残る。

・・・

よし。

どこかのレースで勝って引退しよう。

キタ――(゚∀゚)――!!

天使、50代突入フラグで会心の一撃!!

一気に(心の)形勢が逆転しました。

さて、決めたからは即行動。
まずは己の立ち位置を知るためにとりあえずレースに出てみます。

選んだのは一番開催日が近かった草津ナイトレース。(ホントはその前のはりちゅうロードでしたが中止)

初めての会場。
ここも京都車連さんが運営してます。
毎度のことながら頭が下がります。

久しぶりのレース会場の雰囲気。
そして久しぶりの受付。
受付嬢にC5の●●●●です、と名乗る。

はい、●●●●さん・・・?
あれ!?なんでこのカテゴリーで走るの?

やばい。バレたw

今回はC5。
とにかくまっすぐ走る練習くらいしかしていないので、周りに迷惑をかけなくて済むと思うカテゴリーで参戦。

試走に出ると横尾さんがコースの走り方を教えてくれる。
減速帯を避けて路肩ギリギリのところを・・・いや、そんな高度なことやったら自爆しますから(汗
とりあえず無難に走ることだけを考えよう。
さらにLINさん登場。
自走で観戦に来てくれた。
仲間がいてうれしい。

久しぶりに人と走ったからか試走で心拍195bpm。
ぐったり疲れる。

そして久しぶりのスタートライン。
せっかくなんで先頭に並ぶ。

やや緊張。(めりぃさんは笑顔)
でも思ったほどではない。(実は緊張してたらしいめりぃさん)

ローリングスタートで半周したのち開始の合図。
ぐんっとスピードが上がったけど、無理せず様子を見ながら中段まで下がる。

あんまり密集しない。
鈴鹿のあのギュウギュウの恐怖に比べればスカスカ。
でもこれくらいが今の自分にはちょうどいい。

カーブの立ち上がりの位置取りだけで少しずつ順位を上げ、残り2周で一度先頭に出る。
以前だったらこのまま行ったれ!って思ったところだが、そこで踏もうとしない自分。
まだしんどいわけじゃないのに先のことを考えて緩めてしまう。
自分の体力(出来ること)がわかっていないので、何となく好位置キープだけで走っている。

ラスト1周のジャン。
勝負に絡むにはいったん先頭に出るくらいの勢いで早々から攻めないといけない。
と分かっているけど、勝負どころで後について休もうとする弱い身体と心。

それでも前へ前へと言い聞かせ何とか先頭が見える位置まで追いかけたが、一歩及ばず。

結果は4位。

まあ、よくがんばった。
コケずによかった。
激しく衰退してることがよく分かった。

さて練習しよ。


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NasuJ(通称=ナス爺)は40代から本格的にロードレースをはじめた遅咲きホビーレーサー。 オヤジのたちの星になるべく、日々特訓中。 「40代からでも自転車ははじめられる」をモットーに自転車の普及活動を兼ねて活動しています。 まだまだ発展途上のオヤジレーサーの応援をよろしくお願いします!

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