岡山国際サーキット 2時間耐久(ソロ)


行楽日和となった体育の日。

今シーズン第4戦は岡山国際サーキット。
かつてよく走ったコース。

調べてみると2008年が最後。
まさに10年ぶり。

あの頃は入賞は当たり前の勢いで走っていましたが、さて。。

今回は2時間耐久にソロで参戦。

本日のテーマは出来るだけ長く先頭集団に残ること。
少なくとも1時間はがんばりたい。
と、ちょっと低めのようだが、今の自分にはまあまあ高め。

とにかくスタートで置いてきぼりを食らわないようにせねば、、と入念にアップ。
試走も時間いっぱいまで走り、終了間際には上り下りで気合のアタックと仕上げのゴールスプリント。

3.61km/周
6分 05秒 35.6km/h – 56.6km/h 187bpm – 196bpm ( 89rpm)  185w – 390w [NP] 201w 3.3w/kg

心拍も上がるし脚も回る。
調子はよさそうだ。

受付を済ませ茶を啜りながらスタートリストを見ると、2時間、3時間、5時間、チーム参戦合わせ570人くらい。
なかなかの人数。
後手を踏んだら終わりそうなので早めに集合場所に。



余裕かましてるけど 集合場所を間違えてるの図

今日は暑い。
秋とは思えない強い日差し。
待ってる間に乏しい体力がどんどん枯れていく。。

先導バイクが早々にスタートダッシュしてレース開始。
こちらも最初から全力で走る満々で臨む。

ホームストレートを駆け抜けてまずは上り。
鈴鹿と同じように思っていたら全然緩やかでむしろ加速していく。
S字の下りも怖くはないしヤバくもない。

バックストレート手前のコース一番の上りも練習じゃ見ることのないパワーで上る俺。
おー、なんだかイイぞ♪
でもバックストレートは高速走からの更なる加速でついて行くのが精一杯。
平坦パワーがまだまだ足りない。

バックストレートの最後は大きく左旋回しながらの下り。
IN-INでもノンブレーキで下れることは試走済みだが、なんだか前の人がスリップするような予感に苛まれながら恐々と走る。
ホントはコーナーの立ち上がりまで一気に加速して曲がりたいところ。
この後はユルーい上り基調がゴールまでだらだら続く。

様子を見ながらの1周目。
上手く走れば何とか残れそうな気がする。。
と期待と激しい呼吸で胸を膨らませつつ、2周目に突入。

まだ集団前方をキープ。
でも、集団がちょっとバラけたときの追走がちょいちょいしんどい。
というかみんな速い。
ジリジリと下がってしまうので上りと下りでがんばる。
出来るだけ集団の中で脚を休めようとするが、頑張った分の回復が追い付かず、徐々に削られていくのがわかる。

(1) 5分 30秒  39.5km/h – 57.7km/h 184bpm – 191bpm ( 94rpm)  142w – 568w [NP] 164w 2.5w/kg
(2) 5分 14秒  41.3km/h – 55.9km/h 192bpm – 197bpm ( 95rpm)  136w – 533w [NP] 159w 2.4w/kg
(3) 5分 10秒  42.0km/h – 58.1km/h 195bpm – 199bpm ( 97rpm)  140w – 629w [NP] 167w 2.5w/kg
(4) 5分 14秒  41.5km/h – 54.0km/h 189bpm – 196bpm ( 92rpm)  131w – 611w [NP] 168w 2.3w/kg
(5) 5分 05秒  42.6km/h – 55.1km/h 193bpm – 197bpm ( 93rpm)  140w – 561w [NP] 173w 2.5w/kg
(6) 5分 14秒  41.4km/h – 54.4km/h 191bpm – 196bpm ( 90rpm)  130w – 441w [NP] 165w 2.3w/kg
(7) 5分 24秒  40.2km/h – 58.2km/h 191bpm – 198bpm ( 90rpm)  146w – 479w [NP] 180w 2.6w/kg

後からログを見ると平均心拍数がヤバ過ぎ。
走ってるときはそこまで追い込まれた感はなかったけどオーバーヒート寸前だったかもしれない。

そして運命の8周目。

この周も順調に慎重に集団に埋もれて省エネモードで走行。

何とかこの周もクリアできそう、、、と思ったところで集団落車が発生。
大集団のど真ん中。
しかも私の前。

急ブレーキ。
(ヤバい)

止まるかな。
(止まらんな)

後輪が滑る。
( ああ神様。。 )

辛うじて コケた人と人の間で 止まった。
(ありがとう神様)

最悪の事態は免れた。
とか安心してる間に消えゆく先頭集団。

急いでペダルを漕ぎなおし追走。
切れたら終わり、とガチ全力。
ホームストレートを越えて上りに差し掛かかる。
まだ先頭集団のしっぽが見える。
でも追いつかない。
下ってからのコース一番の上り。
バックストレートに入る前に絶対追いつかないと。

って分かっていたけど。

力尽きた。

高速集団はバックストレートで消えていく。 。

(8) 5分 40秒  38.3km/h – 58.5km/h 195bpm – 200bpm ( 84rpm)  154w – 511w [NP] 179w 2.8w/kg

追いつかなかった。。
疲れた。
息ができない。
ツラい。
意識が飛ぶ。

後ろから数名来たがついて行くことも出来ずにしばらく単走。

( 9) 6分 13秒  34.8km/h – 56.0km/h 181bpm – 191bpm ( 85rpm)  118w – 391w [NP] 139w 2.1w/kg
(10) 6分 26秒  33.7km/h – 55.2km/h 174bpm – 187bpm ( 89rpm)  96w – 363w [NP] 124w 1.7w/kg

しばらくあの世とこの世の狭間を彷徨った後、現世に復活。

レースは終わった。
けど悶絶耐久はまだまだ続く。

気を取り直して後ろから来たハイペース集団に合流。

(11) 5分 54秒  36.7km/h – 58.8km/h 178bpm – 186bpm ( 92rpm)  113w – 464w [NP] 147w 2.0w/kg
(12) 5分 56秒  36.5km/h – 60.1km/h 183bpm – 190bpm ( 90rpm)  119w – 357w [NP] 132w 2.1w/kg
(13) 5分 51秒  37.0km/h – 59.0km/h 178bpm – 186bpm ( 90rpm)  111w – 419w [NP] 138w 2.0w/kg
(14) 5分 56秒  36.5km/h – 57.0km/h 181bpm – 188bpm ( 92rpm)  120w – 413w [NP] 140w 2.1w/kg

今走れるギリギリのペースでついて行く。
ローテして前にも出るがペースを維持できるのはちょっとだけですぐに後退。
なかなかのツラい時間帯を耐えてると追い打ちで脚が攣る。

そしてまた切れる( ;∀;)

(15) 6分 42秒  32.3km/h – 55.6km/h 177bpm – 190bpm ( 86rpm)  102w – 301w [NP] 132w 1.8w/kg

攣った脚のままペダルを漕ぐのっておきなわ以来か。
回してたらそのうち治ることわかっていたのでしばらくガマン。
そして動くようになると同時にもう一度列車に便乗。

(16) 6分 20秒  34.2km/h – 55.8km/h 176bpm – 186bpm ( 90rpm)  105w – 313w [NP] 131w 1.9w/kg
(17) 6分 00秒  36.1km/h – 58.8km/h 175bpm – 183bpm ( 91rpm)  86w – 397w [NP] 113w 1.5w/kg
(18) 6分 01秒  36.0km/h – 55.8km/h 175bpm – 185bpm ( 88rpm)  93w – 484w [NP] 116w 1.7w/kg
(19) 5分 48秒  37.3km/h – 60.4km/h 179bpm – 186bpm ( 89rpm)  99w – 437w [NP] 119w 1.8w/kg
(20) 5分 54秒  36.7km/h – 58.1km/h 182bpm – 189bpm ( 87rpm)  101w – 451w [NP] 132w 1.8w/kg
(21) 5分 48秒  37.4km/h – 61.1km/h 190bpm – 200bpm ( 87rpm)  123w – 456w [NP] 152w 2.2w/kg

ピクピクした両太腿と脹脛を騙し騙しで耐え忍び、やっと2時間オーバー。

最後にスプリントだけ参加して何とか完走。

終わった。

長かった。

ツラかった。

弱かった。

最後の方まで先頭集団では走れなかった。
落車があったけど、なくても1時間くらいで力尽きてたように思う。

10年前は3時間MIXで参戦し、2時間以上走ったけど余裕で先頭集団で走ってた。(3位入賞)
11年前も。

2007年の自分もまだまだ遠い。

復活の道は長い。

老い先は短い。

でも、先月の自分よりはだいぶ強くなっている実感はある。

今日で一段と老けてしまった。明日からまたがんばろ。

アンチエイジング。

日焼けは天敵。


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NasuJ(通称=ナス爺)は40代から本格的にロードレースをはじめた遅咲きホビーレーサー。 オヤジのたちの星になるべく、日々特訓中。 「40代からでも自転車ははじめられる」をモットーに自転車の普及活動を兼ねて活動しています。 まだまだ発展途上のオヤジレーサーの応援をよろしくお願いします!

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